完成しました! 袋井の紅茶 パパティー vol.2018

静岡茶 販売しています:にしむら

2018年06月19日 08:48

おはようございます。

昨日 主人と息子で 完成させたものが こちら!



西村農園の人気商品 復刻熟成紅茶 パパティー 2018バージョンです。



紅茶って、緑茶と同じ葉っぱを使いますが、作り方が 全く違うって ご存知でしたか?

では、では その作り方の ご紹介!


1. 摘採(てきさい)

まずは お茶の葉を刈り取ります。(ここは 普通のお茶刈りと一緒です)
刈り取った生葉は傷をつけないように 新鮮さを保ちながら茶こうばへ運びます。


2. 萎凋(いちょう)

生葉を萎(しお)れさせる工程。 これって わざと風を送って 葉っぱをしんなりさせてしまうんですよね。次の作業をしやすくするためにも、葉っぱを萎れさせて やわらかくすることは とっても大事。
そうすると 葉っぱの内部では成分変化が始まり、生葉の香りに、花や果実のような香りが加わり始めます。




写真では 緑が鮮やかで、とっても元気な葉っぱに見えますが、実際は もう少し クタ~ッと やわらかくなっています。


3. 揉捻(じゅうねん)

葉っぱを揉む工程です。
力をかけて揉むことで紅茶の形を整えていきます。 また 葉っぱの組織や細胞を壊しながら 空気に触れさせます。 こうすることで酸化発酵が本格的に始まるんだそうです。








4. 発酵(はっこう)

揉まれた葉っぱを、お茶こうばの中の一番ベストな場所に静置します。




葉の表面の色が 少しずつ変わっているのが お分かりいただけますか?(写真 奥が発酵し始めたもの、手前が 発酵の進んだもの)



葉っぱの内部ではさらに発酵が進み、少しずつ 紅茶に近くなってきますよ。


6. 乾燥(かんそう)

熱風で乾燥させる工程。熱により酵素の働きが止まるんだそう。葉っぱの外観は乾いて濃い褐色となり、紅茶らしくなって来ます。
我が家では こんな乾燥機を使って熱を送り 乾燥させております。









タンスの引き出しみたいで かわいいです( *´艸`)


完成!







これを そのまま商品とするのではなく、2年ほど ねかします。 主人いわく 「できたての この尖った 元気のいい物を、少し 落ちつかせることで、味や風味をまろやかにさせる」 んだそうです。



こんな感じで 毎年 復刻熟成紅茶 パパティーを作っております。

6/22 は パパティーの誕生日!

自然な甘みで 渋みや苦みの少ない 袋井産の紅茶。これからも 西村農園の復刻熟成紅茶 パパティーを どうぞ よろしくお願い致します。










■ 西村農園 ■

ブログ担当:お茶やの嫁っ子 西村淳子(にしむら あつこ)
その昔、保育園、幼稚園で仕事をしていましたが、どういうわけか お茶やに嫁入り。 道端をゆく 野うさぎやイノシシに驚きつつも そんな生活が大好きに。休日は 大好きなジュビロ磐田の応援に あっちこっちへ出かけております♪

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