さて、その荒茶 とは…?

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昨日 荒茶の品評会のお話をさせて頂きましたが、さて その 荒茶(あらちゃ) とは?



茶畑から収穫し、製茶をしただけの茶葉の事です!

「と言われても…」 という方のために お茶の葉の収穫から 説明いたしましょう。



1 お茶の葉っぱは、4月から10月まで 合計 4回 刈り取ることが出来ます。

さて、その荒茶 とは…?



2 摘みたての葉っぱに蒸気をあてて蒸します。 そこで 発酵を止めてしまいます。

さて、その荒茶 とは…?



3 蒸した葉っぱを冷まします


さて、その荒茶 とは…?



4 熱風をあてながら、葉っぱを揉みます。こうして 水分を少しずつ飛ばして行くんです。 ➡ 粗揉(そじゅう)

さて、その荒茶 とは…?



5  水分が均一になるように、お茶の葉っぱに力を加えて 揉みます。➡ 揉捻(じゅうねん)

さて、その荒茶 とは…?



6 次は 回転させながら熱風をあてて 揉みます。 ➡ 中揉(ちゅうじゅう)

さて、その荒茶 とは…?



7 葉っぱが細くなるように、機会を前後に動かして揉みます。 ➡ 精揉(せいじゅう)

さて、その荒茶 とは…?



8 最後に 十分 乾燥させます。

さて、その荒茶 とは…?



荒茶が出来上がりました~


できあがった荒茶(あらちゃ) は、JAさん などを通じて、お茶問屋さんの所へ売られていきます。
買ってくださった問屋さんは この荒茶(あらちゃ)の大きさを そろえたり 形を整えたり、問屋さんオリジナルの お茶にするために、 ほかの茶葉とブレンドしたり するんですね。

そうやってできたお茶が、皆さまのところに届けられる というわけ。


ですが!

ここ 西村農園で販売している お茶は、この問屋さんがやっている二次加工も ここで責任をもって行っております! (パック詰めにする作業は 業者さんにお願いしますが…)

葉っぱの大きさをそろえたり、形を整えたり、最終的に火を入れたり…。本当なら 問屋さんがやる この工程を、『さ。』は どうしても自分で やりたかったんだそう。 で、現在に至る… といったところです。

何も知らずに 嫁に来た私は、まだまだ わからない事だらけですが…(;・∀・)



そんな我が家で 作っている お茶、興味のある方は こちらをどうぞ。 ➡ 西村農園 ホームページ







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さて、その荒茶 とは…?

ブログ担当:お茶やの嫁っ子 西村淳子(にしむら あつこ)
その昔、保育園、幼稚園で仕事をしていましたが、どういうわけか お茶やに嫁入り。 道端をゆく 野うさぎやイノシシに驚きつつも そんな生活が大好きに。休日は 大好きなジュビロ磐田の応援に あっちこっちへ出かけております♪

TEL : 0538-49-1228
■ メールでのお問い合わせは こちら まで どうぞ
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■ 〒437-0006 静岡県袋井市大谷1286 




そじゅう 捻じゅうねん 中ちゅうじゅう 精せいじゅう… 揉む という漢字の多いこと 目

揉んで…揉んで…真心こめて揉みこまれた お茶には、愛情が いっぱい詰まっております ( *´艸`)


 



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